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おさえてる?事業者ローン基礎項目

事業者ローンに関する情報をすべてまとめました(金利の決まり方や審査方法、融資を決めやすくするコツなど)。

事業者ローンのすべてがわかる

事業者ローンとは、中小企業や個人事業主向けを対象に、事業性資金を融資するための金融商品のこと。以前は「商工ローン」という呼び方をしていましたが、いまでは事業ローンやビジネスローンといった名称を使用するのが一般的です。

貸し出す金融機関は、銀行系とノンバンク系と大きく2種類に分けられます。銀行系の方が金利が低めですが、その分審査が厳しくなっています。

事業者ローンの特性

事業者ローンとはメリットとして一番に挙げられるのが、審査から融資までのスピードが早いことです。通常の銀行融資や政府系金融機関の融資は、審査に数ヶ月かかることもありますが、事業者ローンの場合は3~5日で結果が出ます

また、基本的に担保を必要とせず、第三者の連帯保証人も不要なのが大きな特徴。手続きが簡単で、提出書類が少ないのもメリットといえます。

デメリットとしては、公的融資や一般の銀行融資に比べると金利が高くなること。また、融資の上限額が低めに抑えられているので、多額の資金調達には向いていません。

審査で使われるスコアリングシステム

事業者ローンの最大の特徴である、スピーディな審査を可能にしているのが、各社が導入しているスコアリングシステムと呼ばれるもの。これは、決算書の数字をコンピュータに入力するだけで、その内容をスコアリング(点数化)し、その結果によって融資の可否、金利、返済期間などを決定するものです。

したがって、事業者ローンでできるだけよい条件で融資を受けるためには、決算書の内容が良いことが条件になります。提出書類が少ない分、決算書の良し悪しがすべてを決めてしまうといってもよいでしょう。

ここでは、この他に事業者ローンで融資を受けるための条件や、返済方法と返済例、審査が通りやすくなるコツなどについても紹介していますので、これから事業者ローンを利用してみたいと検討している人は、ぜひ参考にしていただければ幸いです。

事業者ローンとは

中小企業や個人事業主が資金を必要としていても、連帯保証人を立てることが難しく銀行や公的ローンを利用できないケースがあると思います。

そんな時に利用するのがノンバンクの事業者ローンです。

大きな金額だと難しかったり担保が必要なこともありますが、少額であれば審査も難しくなく、数日で融資を受けることが可能です。

事業者ローンとは

事業者ローンのメリット

担保や連帯保証人を必要としないことと融資までが早いことが特徴でかつメリットと言えます。1週間以内で審査が出ることが多く、会社やケースによっては3日ほどで融資をしてもらえることもあります。

事業を行っていると担保が用意できても審査の交渉や手続きが面倒であることから、速さや手続きを重視して公的ローンより事業者ローンを選ぶこともあります。

また個人で融資を受ける際、通常は総量規制で融資を受けられる金額に制限があります。年収の1/3までですが事業者ローンはこの総量規制の対象外となっています。

事業者ローンのメリット

事業者ローンのデメリット

条件が良さそうにも思えますが、公的ローンや銀行に比べて金利が高いこと、また返済期間が短いこというデメリットを踏まえて借りなければいけませんし、無担保ですと限度額も低くなりがちです。

またスコアリングシステムを採用しているため審査結果が出るのが早いのですが、その分資金用途がはっきりしないと融資を受けるのが難しく、交渉の余地もほとんどありません。

そのため「ただ資金繰りが厳しい」ために借りるというのではなく「収益悪化が見込まれるけれど、資金があればそれを改善することができる」という、計画性がはっきりしている時に融資を受けるローンといえます。

事業者ローンのデメリット

事業者ローンの金利の決まり方

キャッシングやカードローンであれば借りる金額で通常は利息が固定されているのですが、事業者ローンは金利が変動します。提出される決算書のスコアリングから設定されるため、融資を受ける金融機関や状況によって変動してしまいます。

過去に融資を受けたことのある事業者や企業が借りる場合でも、決算書の数値が悪くなっていれば以前よりも高い金利になってしまうことがあります。

これはもし返済が滞った場合でも金融機関側が金利で収益を出せるようにするためです。銀行と異なっていて、交渉や複雑な資料提出をなくし簡略化して融資する幅を広げることが目的ですので、仕方ない部分ではあります。

事業者ローンの金利の決まり方

事業者ローン融資を受けるための条件

審査を受ける前提として税金の未納がないことと、事業開始から特定年数を経過していることがあげられます。経過年数は金融機関によって異なり、大体は1年から3年の間で2年と設定されているのが一般的です。

これは決算書を見る審査システムのため、その決算書で収益があることを見るために必要な期間といえます。これらはあくまで前提で、審査を受けることができても決算書上で債務超過になっていれば融資を受けることができません。

また会社が指定される保証会社の保証を受けられないといけませんので信用情報機関に事故情報などがあると融資されません。

事業者ローン融資を受けるための条件

事業者ローンの審査方法

具体的な審査の内容は公開されていませんが、審査方法であるスコアリングシステムは決算書の内容が点数化されるため、何よりも決算書の数字が重要になります。もちろん決算書の中でも重要視される部分があり、それは損益計算書と貸借対照表です。

損益計算書は売上高や原価、利益などの項目がありますが、特に営業利益が出ていることが大切になってきます。売上の金額が大きくてもその分原価や費用も大きくなってしまって営業利益が少なければ審査は通りにくくなってしまいます。

貸借対照表では資産から負債を引いた純資産が重要となります。預金などがたくさんあっても、それ以上に未払金が多くては経営がうまくいっていないと判断されてしまいます。

また決算書を良く見せるために売掛金、つまりまだ取引先から支払ってもらっていない金額を架空に計上しようと考える人も出てきます。ですが、あまりにも売掛金が多いと怪しまれてチェックの対象となります。

審査に通るかどうかが不安な方は、この営業利益、純資産、売掛金の数字をチェックしてみましょう。

事業者ローンの審査方法

銀行とノンバンクの違い

融資のイメージ

融資を受ける会社は金融機関となりますが、さまざまな種類があります。代表的なのは銀行で、その他には消費者金融やクレジットカード会社、リース会社などがあります。

事業者ローンを専門に扱っている金融機関もあります。銀行以外の金融機関をノンバンクといい、比べると事業者ローンの特徴である融資機関や高金利などの部分がより強くなっています。

金利が低めであったり決算書だけでは説明できない交渉などを行なえることが、銀行から融資を受ける魅力ではあります。

ですが交渉できるとはいえ決算書以外の資料提出も必要になってくるため、審査に通るまでが大変な道のりとなってしまい融資が難しいという場合もあります。決算書を見て安定しているのであれば、ノンバンクから融資を受けるのが手っ取り早い方法なのです。

銀行とノンバンクの違い

返済方法と返済例

ローンの返済方法は大きくわけると元金一括返済と毎月利息と元金を合わせて返済していく方法の2種類です。元金一括返済は元金、つまり借りたお金を期日に一括で返済し、それまでは利息分のみ払うという方法です。

期日までは利息分のみとなるので毎月の返済はかなり楽になります。ですが期日に元金一括という大きな支払いがあるので、しっかりと期日までに収益がまとまって入っている見通しが立っていないと厳しい支払い方法になります。

利息と元金を合わせて返済する方法の中で、残高の金額に応じて支払い額が変動するのが残高スライドリボルビング方式です。毎月の負担が低いけれど返済分が利息に多くまわってしまい、なかなか元金が減らずに返済が長期化してしまいがちです。

他の返済方法として均等返済があり、融資金額を決められた期日で割って返済をしていくことになります。元金から計算をするか、元金と利息の合計金額から計算するかの2種類があります。

これらは毎月ある程度均等の支払いとなるため、返済計画をしっかり立てたい場合に向いています。

返済方法と返済例

融資の可能性を高めるコツ

事業者ローンは決算書が重要となりますので、事業が悪化してきたと感じた、もしくは悪くなる見通しが出てきた時点で早めに融資を希望することが大切です。

「少し悪くなってきたけどもう少ししたら良くなるかも……」と融資を最後の手段と考えているうちに決算書にも業績の悪化が現れてしまい、資金繰りが悪いと判断されてしまい融資を受けられなかったというケースもあります。

もちろん資金用途がハッキリしている必要があるので融資を希望する前に、まずは改善するための手段を考えておく必要があります。

また融資を受けるのを普段取引している銀行1社だけに絞らないことも重要になることがあります。銀行1社だけですと、そこの融資の限度に達してしまうとそれ以上資金調達ができなくなってしまいます。

銀行系とノンバンクは特徴が異なっていますので、事業の状況に合わせて都度融資先を変えることも大事な経営戦略です。

融資の可能性を高めるコツ

即日融資のホントのところ

事業者ローンで最短即日融資が受けられるという宣伝もあったりしますが、一般的な審査を考えると通常即日ではなく早くても3日程はかかることが多いです。

最短即日融資とはあくまで最短の話 となりますので、必ずというわけではありません。

緊急を要する時に利用することが多い事業者ローンではありますが、審査に通るためには業績の悪化を見越した段階の、まだ悪くなっていない決算書が必要ですので、ギリギリの状態になる前に計画的に申し込みしましょう。

収益の悪化に不安を感じてはいるけれど、銀行相手への事業計画説明や資料提出は手間と考えている方は、ノンバンクの事業者ローンでの資金調達を検討するのも1つの選択です。

もちろん金利や返済期間が短いことから、利用する前に返済計画を立ててからにしましょう。

即日融資のホントのところ

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