事業者ローンとは

ここでは一般的に事業者ローン(事業ローン)と呼ばれる事業者向けローンの特徴や事業融資について説明しています。

  1. 事業者向けローンとは
  2. 事業者ローンの特徴
    2-1. 無担保・保証人なしで利用できるケースが多い
    2-2. 総量規制の対象外
      2-3. 審査基準はスコアリングシステム
  3. 事業融資とは
    3-1. 無担保融資
    3-2. 担保融資
      3-3. 商業手形割引
 

事業者向けローンとは

事業者向けローンとは

事業ローンとは、小口で比較的短期の事業性資金に使うことを目的としたローン商品。主な対象は、中小企業や個人事業主などです。

審査のスピードが早く、ほとんどの場合は無担保で連帯保証人も必要ないという特徴を持っています。融資額は1,000万円程度までで、金利は通常の銀行融資よりも高めに設定されています。かつてノンバンクが行なっていた、商工ローンと仕組みはほとんど同じです。

また、今の事業ローンはノンバンク系だけでなく、銀行系(銀行・信用金庫など)のものも数多くあります。銀行系の事業者向けローンの特徴は、ノンバンク系に比べ金利が低いこと。ただ、その分返済期間が短く設定されています。また、審査の日数がかかる傾向にあります。

ノンバンク系の事業者ローンは、審査に要する時間は2~3日程度で、金利は高めですが返済期間が長めで審査にも柔軟性があるので、急を要する場合に向いていると言えるでしょう。

銀行系とノンバンク系の事業者向けローンには、それぞれメリット・デメリットがあります。審査スピード、融資金利、返済期間などを検討しながら、目的や状況に応じて使い分けすることをお勧めします。

事業者ローンの特徴

事業者ローンの担保はどのようになっているのか、総量規制についてなど、詳しくまとめているので、ぜひ参考にしてください。

無担保・保証人なしで利用できるケースが多い

事業ローンとは、小口で比較的短期の事業性資金に使うことを目的としたローン商品。中小企業や個人事業主などが対象となっています。

メリットは、小口なので、短期の事業資金調達にうってつけです。中小企業や個人事業主でも審査に通りやすい利用しやすくなっています。

融資方法は、かつてノンバンクが行なっていた、商工ローンと仕組みはほとんど同じ。一般的なローンとの違いは、無担保・連帯保証人の必要がない会社が増えていることです。最近では、ノンバンクだけではなく銀行系(銀行・信用金庫など)の事業融資に参入しています。ただし、銀行系は担保・連帯保証人を立てる必要があるため、急な資金調達をしたい経営者にとっては不向いません。

また、銀行系の有担保ローン会社は、不動産を担保にする際は抵当権が必要になるため、審査期間が長め。無担保ローン会社は、独自の審査基準を設けているため、スピーディーに対応してくれます。

ただし、無担保で融資を受けられる分、担保のある金融機関に比べて金利が高めに設定されていたり融資額が少なかったりします。金利や融資は金融会社によって異なるので、借入先を選ぶ際は、何社が比較した方がいいでしょう。

総量規制の対象外

総量規制とは、2010年に貸金業法によって定められた、個人の借入総額を年収の3分の1に制限する制度のこと。これまで総量規制のせいで融資を断られた経験をしたことがある人もいるのではないでしょうか?

総量規制では、「事業資金としての借入であれば対象外」としています。そのため、総量規制のせいで融資を受けられず困っていた人に事業者ローンはピッタリです。

注意点は、個人事業者がすでにカードローンで融資を受けている場合は、融資を受けられなくなる可能性がるので注意が必要。金融機関は個人信用情報機関を通して個人事業主の借入状況を調べられるため、過去に問題があった場合が融資額に影響する可能性もあります。

事業者ローンを利用する際は事業計画書を練るようにしましょう。

審査基準はスコアリングシステム

事業者ローンを扱う金融機関の審査基準は、「スコアリングシステム」を採用しているところがほとんど。

一般的な金融機関で融資を受ける際は、膨大な資料を準備し、それを元に経営状況や財務状況の審査を行ないます。しかし、事業者ローンは急を要する依頼も多いため、一般的な金融機関と同じような審査ではスピーディーに対応することができません。そこで、事業者ローンでは統計データに基づいて、融資希望者の信用度をスコア化して融資の可否を決める「スコアリングシステム」を行っています。

スコアリングシステムの統計データは企業ごとに違っており、公開されていません。そのため、事業者ローン会社を選択する際は、公式HPで公開されている情報や利用者の口コミを元に判断するしかないのが現状です。柔軟な対応が評判のビジネスローン会社を紹介しているので、ぜひチェックしてみくださいね。

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事業融資とは

事業融資とは事業融資とは、企業や個人事業主が事業経営に必要な資金を、金融機関から借り入れることをいいます。

これだけだと、事業ローンやビジネスローンとの違いがわかりにくいかもしれません。事業者向けローンが、一般的に無担保・保証人不要の金融商品を指すことに対し、事業融資の場合は無担保融資、担保融資、商業手形割引などの種類があります。

ただ、現在ビジネスローンと呼ばれるものの中には、不動産や有価証券を担保とするものも登場しているので、区別がつきにくくなっているのも事実です。

無担保融資

担保や保証人を必要としない融資。担保がある場合に比べると、金利が高く利用限度額は低めに設定されています。第三者の保証人は必要でなくても、法人の場合は代表者が連帯保証人となるケースがほとんどです。

担保融資

不動産や有価証券を担保として融資を行うことを言います。返済不能になった時の貸す側のリスクが少なくなるため、無担保融資と比べると金利は低く利用限度額も高く設定されます。

利用者側は、低金利で大きな資金調達ができるというメリットがあります。

商業手形割引

企業が売上を上げて、代金決済方法として取得した受取手形を、銀行などの金融機関が買い取るかたちで融資をする方法。買い取りといっても、実際は手形が担保になっている融資と同じことで、手形が不渡りになると商業手形割引を依頼した企業は買い戻さなければなりません。

以上のように、事業資金の調達方法にはいろいろな種類があります。何のために資金が必要なのか、緊急性があるか、担保として使える不動産などを所有しているかなど、状況をよく把握しつつ計画性を持って融資の申込みをすることが重要です。