銀行とノンバンクの違い

ここでは事業資金の借入れをビジネスローンで検討する際の銀行とノンバンクでの違いを説明しています。

ノンバンクとは

通常、事業者は銀行系とノンバンク系のふたつから資金を調達します。銀行だけが預金業務を取扱っていますが、そのほかの個人向けのカードローンや住宅ローンといった取扱いサービスはほとんど同じです。

ノンバンク系は貸金業者とも呼ばれており、「消費者金融」「事業者金融」「クレジットカード会社」「リース会社」といったさまざまな金融機関が存在します。それぞれの詳細を簡単にまとめてみると下記のとおりです。

  • 消費者金融:無担保で融資を行っている個人向けの金融機関。
  • 事業者金融:おもに事業資金の貸し付けを実施している金融機関。
  • クレジットカード会社:クレジットカード事業の運営を行っている会社。
  • リース会社:リース業務全般の運営を行っている会社。

これらの金融機関が融資を行う場合、資金調達コストが銀行と比べて高いということもあり、必然的に貸出金利の比率も高くなるという特徴があります。しかしながら、融資を受ける際に行う審査や手続きが銀行ほど複雑化しておらず、その会社の審査基準を設けていることもあることから、銀行と比較しても早く、融資の可能性も高くなるといったメリットがあります。仮に銀行と金利が同じ場合には、ノンバンク系の金融会社から融資を受けたほうが有利なこともあるようです。

事業資金の借入ができる銀行とノンバンクの違い

いわゆる事業資金の借入ができる機関として、銀行系とノンバンク系の2種類があります。この2つにはそれぞれ特徴があるため、違いを把握しておきましょう。

ここでは、違いをわかりやすくするために簡単な比較表にまとめてみました。

  銀行系 ノンバンク系
融資実行までの期間
(審査スピード)
やや長め
1週間~2週間
短い
3~5日
融資額 小さい
~500万円
大きい
~1000万円
審査のハードル 高い
事業報告や決算資料など提出資料が多く経営状態を細かく審査
低い
決算書の提出のみのところが多い
貸付金利 低め
6~15%
やや高め
15~18%
返済期間 5年以内だが短めに設定されることが多い 5年以内だが長めにとってもらえる
 

ノンバンク系ビジネスローンを選ぶポイント

銀行系とノンバンク系を比較すると、銀行系の方が金利は低いですし、バックボーンがしっかりしている安心感という点では優位です。

しかし、銀行系は審査が厳しく融資実行まで時間がかかるなどのデメリットもあり、どんな場合でも銀行系がよいということは言えません。また、銀行系で融資を依頼したいと思っても、審査の段階で断られることもあります。

ノンバンク系のビジネスローンのメリットは、何といっても手続きが簡単で審査の時間が短くて済むこと。金利は高くなるものの、長い返済期間をとってもらえるという利点もあります。

銀行系は信用を崩さないために、ある程度利用する人を厳し目の条件で絞り込む傾向にありますが、ノンバンク系はできるだけ多くの人に利用してもらうための環境を整えているといえるでしょう。

したがって、事業に余裕があって短い返済期間でも大丈夫な場合では金利が低い銀行系が有利といえます。ですが、返済に長期間必要な状況の場合や、少しでも早めに資金調達をしたいというケースではノンバンク系を選んだ方が有効です。

ただし、ノンバンク系で注意しなければならないのは即日融資・低金利を謳う悪徳業者です。しっかりした会社は、ビジネスローンであってもきちんと審査はしますので、ほとんどノーチェックで電話などで融資しますと誘ってくるようなところは避けたほうがよいでしょう

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