事業資金の借入を受けるまでの流れを紹介します。
ビジネスローンには銀行系とノンバンク系がり、それぞれで必要書類や手続きに少し違いはあるものの、大まかな流れは同じです。
ノンバンク系だったら、公式ホームページの申込みフォームに必要事項を入力、送信するだけのオンライン申込みが主流となっています。
銀行系でもインターネットで申込みができるところもありますが、電話か店頭に行って借入れの相談をし申込書に記入するケースが多いようです。
申込内容に基づき信用情報を照会して仮審査が行われます。仮審査の結果は、電話やメールなどで連絡がもらえます。ノンバンク系のビジネスローンの場合は数十分で結果が出ることもあります。
仮審査が通ったら必要書類を送付します。本人確認のための証明書や経営状況を判断するための決算書などが必要です。
必要書類は各社で異なりますのでよく確認してください。ノンバンク系では必要書類は少なくすぐに本審査に入りますが、銀行系は必要書類が多く、場合によっては面談を求められるケースもあります。
提出した書類や面談の情報を元に本審査が行われます。仮審査が通っていれば本審査で通過する確率は高くなりますが、決算書の内容によっては融資不可になったり審査に通っても減額の条件が提示されることがあります。
ノンバンク系では3日程度で結果が出ますが、銀行系では1週間程度かかることは覚悟しておいた方がよいでしょう。
本審査に通ったら、送付されてくる契約書の内容を確認し、問題がなければサインして本契約手続きを行います。契約後は指定の口座に入金されるのを待つだけとなり、入金と同時に融資実行となります。
ノンバンク系と比べると銀行系のビジネスローンは審査が厳しく必要書類も多い傾向にあります。ノンバンク系は店舗に足を運ぶことなく申込みから融資実行までスピーディですが、金利は高めになります。
どちらに申し込むかは状況に応じて判断するようにしましょう。